前作「STAND BY ME ドラえもん2」は、のび太としずかちゃんの
結婚式当日が描かれた映画です。
前回に引き続き「ドラ泣き」という
あざとい言葉がチラシに入っているのは
気に入らないですが
作品は楽しみにしています。
USJで関連イベントも行われていますね。
「STAND BY MEドラえもん2」について、年間100本以上映画を観ている、映画大好きなさりながお伝えします。
「STAND BY MEドラえもん2」作品概要
STAND BY MEドラえもん2 | |
公開日 | 2020年11月20日(金) |
上映時間 | 96分 |
監督 | 八木竜一 山崎隆 |
原作 | 藤子・F・不二雄 |
キャスト | 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 妻夫木聡 宮本信子 バカリズム 羽鳥慎一 |
「STAND BY MEドラえもん2」誰と観るのがオススメ?
結婚式当日に思い悩む大人のび太と、それを助ける子供ののび太が主人公。
ドラえもんのことを良く知っている大人が、今や過去を懐かしみつつ観るのがオススメ。
とはいえ、もちろんみんな大好きドラえもんですので小さなお子様も楽しめます。
私が行った映画館では
幼児もたくさん見ていたけれど
概ね見終わった後満足していましたよ
「STAND BY MEドラえもん2」予告
「STAND BY MEドラえもん2」の予告は、YouTubeで公開されています。
予告1
予告2
「STAND BY MEドラえもん2」エンディングテーマ
「STAND BY MEドラえもん2」のエンディングテーマは
菅田将暉が歌う「虹」
作詞・作曲 – 石崎ひゅーい / 編曲 – トオミヨウ
映画のエンディングにぴったりの良い歌、良い歌詞で胸がじーんと熱くなりました。
「虹」のスペシャルPVはこちらです。
「STAND BY MEドラえもん2」あらすじ(ネタバレあり)
「STAND BY ME ドラえもん2」は、前作「STAND BY MEドラえもん」の続編にあたります。
STANDBYMEドラえもんで結婚式前夜を控え、子供ののび太とドラえもんは「現代」へと帰る。
のび太は相変わらず、平気でテストは0点を取ってしかも母親には隠してた。その0点のテストがばれてしまい、夏休みというのに母親からこっぴどくしかられたのび太は、自分はこの家の子供ではないと言い出す。
そして、叱られないように残りの大量の0点の答案を本棚の上のボックスへと隠すのだが、その時、懐かしいクマのぬいぐるみを見つけ、小学校に入る前に亡くなったおばあちゃんのことを思い出した。
あの優しかったおばあちゃんにもう一度会いたいと、のび太はドラえもんに泣きつく。
根負けしたドラえもんは、のび太を過去へと連れていった。
そこで、のび太はおばあちゃんに遭遇。お母さんはのび太のことを「怪しい他人」だと信じて警察に通報に行くが、おばあちゃんはのび太のことを「大きくなったのび太」だと信じた。そして、「ランドセルを背負った姿を一目見たくなった」とひとりごちる。
おばあちゃんの希望通り「ランドセルを背負った姿」を見せてあげるのび太。喜んだおばあちゃんは「お嫁さんを一目見たくなっちゃった」とつい、口にした。
のび太とドラえもんはおばあちゃんの望みをかなえるべく、結婚式当日にタイムマシンを飛ばす。
しかし、そこで知ったのは「大人ののび太は結婚式当日会場に駆けつけない」ということだった。
やむなく、子供ののび太がタイム風呂敷で大人になり、「大人ののび太」として結婚式に参加する。しかし、結婚式のスピーチをすることができずに、子供ののび太も会場から逃げ出してしまう。
ドラえもんと子供ののび太は大人ののび太を探しに行くが、なかなか見つからない。
実は、大人ののび太はタイムマシンに乗って子供ののび太のいる時代へとエスケープしていたのだった。
試行錯誤でようやく、大人のび太を捕まえた子供のび太とドラえもん。
大人のび太は「ひとりで将来のこと考えたら怖くなった。俺はこんなだからしずかさんを幸せにできない。他の人と結婚した方がしずかさんのためなのでは」と泣き崩れる。
三人でタイムテレビで結婚式の1年後を観ると、まだのび太は帰ってきてなくて、のび太の帰宅を信じて待っているしずかちゃんが映っていた。
子供に戻ってやり直したらきっと考えも変わると思うと言い張る大人のび太のリクエストで、試作品の未来道具「入れ替えロープ」を使い、子供のび太と大人のび太は中身を入れ替える。
子供になった大人のび太は(新郎のび太)喜んで外へと飛び出していった。
子供時代を満喫する新郎のび太。
しかし、ドラえもんの元に「入れ替えロープ」の試作品を送ってきた未来のセールスマン・ナカメグロがやってきて「あれは欠陥品だった。1時間で記憶が消える」と言ってきたのだ。中身が子供ののび太とドラえもんは慌てて新郎のび太を探すがなかなか見つからない。新郎のび太は中学生に絡まれて、スクーターに乗って逃げだして頭を打つなど、散々な目に合っていたのだ。しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫が倒れた新郎のび太のことを心配して慌てふためいていた。
ようやく出会えた時はとっくに1時間が経過していて、二人ののび太は記憶が消えそうになっていた。
しかし、ドラえもんの熱い思いでなんとか入れ替えロープを利用して二人の中身は無事元に戻る。
ようやく気持ちが整った新郎のび太(姿も中身も大人のび太)は、スピーチのために、自分が生まれたところを観たいという。
過去に戻って、「のび太」の出産直後の様子を見る三人。
そこで、のび太の名前の由来は「健やかに大きくどこまでも伸びてほしい」という熱い意味が込められていることを知ったのだった。
三人は結婚式の会場へと戻る。
そこで新郎のび太は堂々とスピーチをして両親を安心させ、一方子供のび太とドラえもんはおばあちゃんをそっと結婚式披露宴の会場へと忍び込ませて未来のお嫁さんであるしずかちゃんの姿をみせてあげたのだった。
安心しておばあちゃんを送り届けたドラえもんとのび太。
最後にタイムマシンのなかで、ワスレンボーがうっかりのび太の頭に当たってしまい、子供のび太は今回の出来事の大半を忘れてしまうのだった。
「STAND BY MEドラえもん2」感想
前作、STAND BY MEドラえもんがなんだかんだ嫌いじゃなかったので、今回も観に行きました。
時間が前後しまくるのは、ちょっと今年ハマった「TENETテネット」感がありますね。(仕組みは違うけれど)
のび太は序盤、親のことを実の親じゃないというわりに、おばあちゃんのことは実のおばあちゃんであると疑わないのがすごく腑に落ちないんですが、まあ、そんな細かいことを突っ込んだら負けですね。
そして、途中は大人のび太に本当にイライラしたよー。
マリッジブルーは男性にだってあってもいいけど、結婚式当日までには自分の中で解決しておこうよ。
いや、それができないからのび太なのか。
そして、それを全部許容する女神級のしずかちゃん。本当にいいの? それでいいの? でも、実際ダメな男に惹かれる素敵な女性って結構いるからなぁ。これを「漫画だから」と切り捨てられないのが怖いところです。
とはいえ、突っ込みどころはままあれど、全体的にはほんわかした優しい気持ちになれる作品でした。
あと、「どうして大人のび太は子供の時の自分のことを覚えてないの?」という疑問がずっとあったのですが、最後にのび太の頭に「ワスレンボー」が当たって記憶が飛んじゃうんですよね。そうやって整合性をとっているところは好きです。
前作、STAND BYME ドラえもんから見直したい方はこちら
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