2020年9月に公開され、瞬く間に話題となっている、クリストファー・ノーラン監督最新作、TENET(テネット)
観ている間はもちろん、観終わった後も考察が止まらない、まるで沼のような魅力のある映画です。
さて、そんなTENET関連で、#Protagoneil(プロタゴニール)というタグをよく見かけるようになったので調べてみました。
なお、映画TENETに関するネタバレなしのあらすじ・情報・感想はこちらです。
※以下若干のネタバレを含みますので、ご了承ください。
#Protagoneil(プロタゴニール)とは【TENETテネット】
まず、押さえておくべきことはテネットではジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公の名前は最後まで明かされないということです。唯一名前らしいものが出てくるのが、主人公という意味合いを持つ「Protagonist(プロタゴニスト)」
そして、その主人公「Protagonist」の絶対的な相棒となるのが、ロバート・パティンソン演じる、ニール(英語表記は「Neil」)なのです。
その二人の熱い友情につけられたハッシュタグが、二人の名前をくっつけて作られた造語 #Protagoneil(プロタゴニール) となるわけです。
なお、ニールについては、その正体が主人公が力を尽くして守ったキャットの息子、マックスなのではないか、という考察があちらこちらで出回っていてとても興味深いですが、長くなりますのでその考察はまた別の機会にしたいと思います。
#Protagoneilまとめ
とても素敵なタグなので、熱いファンの想いをまとめさせていただきます。
実際の映画の中のシーンもあれば、ファンの二次創作もあって、クリストファー・ノーラン監督の描く「TENETテネット」という映画の、人気の高さが伺えますね。このタグでぐぐれば(検索すれば)、日本だけでなく、世界中の人たちの熱い思いを観ることが出来ますよ。
こういうタグから発展させていわゆる同人の「薄い本」になる経緯も存じていますが、個人的には「男同士の熱い友情」で終わらせるのが好きなので、友情以上の関係を彷彿とされるようなものは抜いています。あしからずご了承ください。
※当然、友情を超えるような意味でもこのハッシュタグが使われていますので、苦手な方、こじらせ二次創作に興味のない方は閲覧しないようご注意ください。
こちらは、実写。映画の中の主人公とニール
ちなみに、こちらはオフショットの様子です。
映画の中の主人公とニールの二人にも、こんな風に笑顔で過ごせる時間もあればいいのに……と願ってやみません。
#Protagoneil(プロタゴニール)だけに注目しても楽しめる映画
このように、TENETテネットは、たとえ、細かいことが理解できなくても、物理法則からの考察沼を無視しても、主人公とニールの熱い友情という線だけを追って行っても楽しめる映画となっています。
今まで、クリストファー・ノーラン監督の映画は色々観てきましたが、まさかこっちの沼に引きずるような映画を作るとは思ってなかったので——。ニールが主人公とどう出会うのか。どうやって主人公に対して、命を懸けるまでの信頼を築いていくのか。その先の世界はどうなっているのか。などなど、映画を観終わった直後から始まった妄想の旅は終わりそうにありません。
ノーラン監督には、ぜひ、「ニール目線の世界のTENETテネット」も見せて頂きたいです。
そうしたら、映画「ぼくは明日、昨日の君とデートする」を彼女目線で観た時と同じように、私の涙腺は崩壊するはず。
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