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ドラマ「シェフは名探偵」ネタバレあらすじ・感想・見逃し配信│気になる料理監修は誰?

ドラマ「シェフは名探偵」ネタバレあらすじ・感想・動画配信

近藤史恵さんの人気小説〈ビストロ・パ・マル〉シリーズが

タイトル「シェフは名探偵」として、ドラマ化されます。

放送開始日は、2021年5月31日(月)23:06~23:55 放送局はテレビ東京系です

「珈琲いかがでしょう」の次のドラマとなります。

主演のフレンチシェフ、三舟忍を演じるのは西島秀俊さん。

小説の中では、三舟のルックスは「無精ひげで長い髪を束ねている」とありますが、どうやらそのあたりは違う模様。

それにしても、独身でシェフで名探偵なんて、西島秀俊さんにぴったりですよね。どんな話になるか楽しみです。

こちらでは、ドラマは素敵だけどドラマはどうなの? と気になっている方に、実際に観た感想・あらすじをお伝えします。

また、料理監修がどなたになるかも気になりますよね。併せて調べました。

この記事で分かること

・ドラマ「シェフは名探偵」出演者・料理監修

・ドラマ「シェフは名探偵」ネタバレあらすじ

・ドラマ「シェフは名探偵」見逃し配信

目次(クリックできます)

「シェフは名探偵」作品概要

ドラマ「シェフは名探偵」は、2021年5月31日(月)23:06~23:55 テレビ東京系で放送の深夜ドラマです。

放送される局は、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送

Paraviでは最新話までが全話配信されます。

また、TVerではテレビで放送された最新話を一週間みることができます。

原作:近藤史恵
「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)

監督:木村ひさし 瀧悠輔 向井澄

脚本:田中眞一 西条みつとし

オープニングテーマ:all at once「マカロン」(Being)

エンディングテーマ:mihoro* 「ミヤコワスレ」 (ビクターエンタテインメント)

「シェフは名探偵」 DVD-BOX

2021年12月8日にDVD-BOX、Blu-ray ボックスの発売が決定しました!

予約受付中。

何度見ても心温まる素敵なドラマ。

Amazon限定版にはミニポスターが2枚付いてきます。売り切れないうちに予約しておくと安心ですね!

「シェフは名探偵」料理監修

料理監修に関しては、公式サイトではわかりませんでした。

Twitterでは、フランス料理家の小川奈々さんが「シェフは名探偵」料理監修とのことです。

このような盛り付け写真を公開されていますよ。

小川奈々さんは、公式サイトによると、2003年、フランスに行かれ、日本とパリのル・コルドンブルーで料理・菓子上級コースを卒業されています。

湘南ビストロ料理教室「アトリエ・ルー・グルーズ」、パリお惣菜教室「アトリエ・ラパン」主宰。

料理本も出されています。

ドラマの中での料理の盛り付け、楽しみですね!

ドラマ「シェフは名探偵」出演者

ドラマ「シェフは名探偵」の出演者です。

三舟忍(西島秀俊)

小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』のシェフ。

三舟は、冷静沈着そして穏やか、一見何を考えているかわからない。

でも、実はすぐにお節介を焼いてしまうタイプ。

人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていきます。

原作はとても面白くて、お店を訪れた人々の行き違った気持ちを、料理を通して理解し解きほぐす。どのお話にも驚きがあって、心に響きます。
台本は、1話で原作の2つのエピソードを扱っていてスピーディーに展開していきます。話ごとに異なるテーマがしっかり描かれていて、読むのも演じるのも楽しいですね。

公式サイトより

西島さんは、ドラマと原作についてこのように発言されています。

原作2つ分のエピソードが1話で観られるなんて贅沢!

西島さんが作って盛り付けるフレンチの数々も楽しみにしています。

※西島さんは、以前「きのうなに食べた?」に出演したとき、当初料理のシーンは別の料理担当者がされていたのですが、視聴者から「手が(西島さんと)違う」と言われたのをきっかけに、料理シーンも自分でするようになったとトーク番組出演時に発言されています。

高築智行(濱田岳)

濱田岳演じる高築智行は、新人ギャルソン。

小説では、高築の一人称で話が進むことも多い当作品ですが、ドラマではどんな立ち位置なのでしょうか?

楽しみです。

僕が演じる高築は、人よりも記憶力が良くてギャルソンも卒なくこなせるし、回が進むごとにお客様にも感情移入してしまうなどピュアで、裏表無く人に接するところが三舟シェフに見初められたのかなと思います。コミカルなシーンは笑いをこらえるのが大変だったのでそれぞれキャラクターの素を見れるのかなと思います。

公式サイトより

ちなみに、濱田岳さんは、演じる高築について「ピュアで裏表なく人に接する」人だと発言されています。

志村洋二(神尾佑)

三舟の片腕を務めるスーシェフ(副料理長)・志村洋二役は神尾佑さん。

志村という役は言葉はぶっきらぼうで曲がったことが大嫌い、そのくせ意外とナイーブでそして恐妻家(笑)。
なにより三舟シェフを敬愛している熱いオトコです。

公式サイトより

神尾佑さんは、志村役について、「ぶっきらぼうで曲がったことが大嫌い、でもナイーブで恐妻家」と語られています。

なんだかんだいっても、三舟シェフを敬愛している志村さん、どんなふうに演じられるのでしょうか。

金子ゆき(石井杏奈)

ワイン大好きなソムリエ、金子ゆきを演じるのは石井杏奈さん。

私が演じた金子ゆきは芯があり、愛をしっかり持っている印象を持ちました。表も裏もない素直な子で性別も歳も違うシェフや高築さんとのラフな会話に愛や絆を感じてほのぼのしましたし、撮影現場でも金子ゆきとして過ごす毎日がとても新鮮で楽しかったです。

公式サイトより

石井さんは、金子について、「愛をしっかり持っている」人だと言われています。

ところで、西島さんファンの私としては、この石井さんのインタビューの中で、「西島さんは気遣いと優しさで溢れていて、毎朝コーヒーを淹れてくださったり、同じ目線で話をしてくださったり、本当に素敵な方でした。」というのが気になって仕方がありません。(笑)

現場で毎朝珈琲を淹れる主演俳優って、素敵ですー!

「シェフは名探偵」第一話ゲスト

第一話のゲストが発表されました。

井上小百合(川出恵子 役)、玉置玲央(鶴岡正 役)、冨手麻妙(桶谷百合子 役)、奥田洋平(粕屋孝一 役)

皆さん、作中の料理がとてもおいしかったと言われているのが印象的です!

「シェフは名探偵」第二話・第三話ゲスト

第二話、第三話のゲストが発表されました。

松本若菜(寺門小雪) 山下リオ(原杏子) シルビア・グラブ 映美くらら

「シェフは名探偵」四話~六話ゲスト

第4話~6話のゲストの皆様です。

そして、橋本マナミさんも引き続き出演されますよー!

シェフとの関係はいつ明かされるんでしょうか?

でも、西島秀俊さんに秘密がある風な描き方をされると、つい「やっぱり本職は公安? これも潜入捜査?」って疑っちゃうの、私だけじゃないですよね?

青柳翔 真飛聖 新納慎也 利重剛 洞口依子 イシヅカユウ

「シェフは名探偵」七話~九話ゲスト

七~九話のゲストが発表されました。

いつも豪華ゲストなの、うれしいですよねー!

宮下かな子 鞘師里保 熊谷真実 奥貫薫 山本耕史 さとうほなみ 吉澤健

ドラマ「シェフは名探偵」アナザーストーリー

ドラマ「シェフは名探偵」のアナザーストーリーとして、オリジナルドラマ「ソムリエは迷探偵」がParaviオリジナルで配信されます。

本編のレシピ動画付きというから贅沢ですよね!

気になる「ソムリエは迷探偵」のあらすじ・感想はこちらの記事をどうぞ。

ドラマ「シェフは名探偵」あらすじ・感想

ドラマが公開され次第、楽しくあらすじを追いかけます。

放送翌日の午前中が更新予定です。

「シェフは名探偵」あらすじ第一話

物語は3つのパートに分かれているため、ドラマの時系列ではなく、それぞれの物語ごとに話をすすめます。

1.リストラされた高築君が、パ・マルに向かう

リストラされた高築は、輝かし思い出のあるパ・マルへと向かった。

そこで、1年前の想い出のメニューを記憶だけで注文する。

その様子を見た三舟シェフは、高築がリストラされたことを察し、ちょうどギャルソンが辞めて困っていたところだと、高築をスカウトした。

高築は、三舟シェフの誘いに応じパ・マルでギャルソンとして働くこととなる。

三舟シェフが高築を誘ったのは、レストランに来た時の記憶力はもとより、かなり昔、高築が飲食店でバイトをしているのをみたことがあり、その時に発揮していた高い記憶力を覚えていたからだった。

2.好き嫌いの多い男性客の話(原作:「ロニョン・ド・ヴォーの決意」より)

粕屋孝一は、好き嫌いの激しい客だった。食べられるものはほんの少ししかない。

それでも何故か、パ・マルが気に入って、彼女と一緒の時はもちろん、一人でも店を訪れるようになっていた。

ある日、またカップルで店を訪れた。粕屋は珍しく、「ロニョン・ド・ヴォー」を注文した。

羊は丁寧に下処理されていて、粕屋もとても気に入った。

閉店近く、粕屋の連れの女性はイヤリングをなくしたといって店に戻ってくる。イヤリングは無事に見つかった。

彼女は、今日食べた「ロニョン・ド・ヴォー」を引き合いに出し、粕屋の妻がいかに料理が下手で下処理をしていないか、自分の方がよほど粕屋に尽くすことができる、と告げるのだった。

そんな彼女に、三舟シェフは「お二人のことを応援できない粕屋」と言う。

とある閉店後、店の外で泣いている彼女を高築が見つける。

三舟シェフは、彼女にヴァン・ショーをふるまう。

そして、粕屋の妻は料理が下手なのではない。粕屋が食べられる食材が少ないため、あえて下処理をせずに栄養のある食事を食べさせていることを伝えた。粕屋もそれをわかっているから、文句を言わずに食べているのだ、とも。

粕屋の秘書であるその女性は、粕屋と決別することを決めるのだった。

3.チョコレートの味に厳しい男性客の話(「原作:「割り切れないチョコレート」より)

とある男女の客が、食事をしていた。

食後、男性は「ショコラの味がまずい」とクレームをつけてきた。

実際、今ふるまっているショコラを味見してみると、以前と比べて格段に味が落ちていた。

後日、その男性は有名店を開いたばかりのショコラティエだということがネットニュースで判明する。

志村と高築は早速男性の店「ノンブルプルミエ」からチョコレートを購入してきた。

それはとても美味しいショコラで、ショコラの仕入れ先を変えようかと、三舟と志村は思案する。

ある日また、そのショコラティエの男性と連れの女性とが来店した。

二人は喧嘩を始める。「もういい加減にしてよ、お兄ちゃん!」という女性の声で、二人が兄妹であることが判明した。

母親はガンなのに、兄の方が見舞いに行こうとしない。喧嘩がこじれて、兄は店を出て行ってしまう。

三舟シェフは妹をカウンターに招き、ヴァン・ショーとともに、ノンブルプルミエのショコラをふるまった。

兄妹の母は、子どもたちが幼い頃に離婚しており、女手一つで二人を育てたのだという。

時折買ってきてくれたチョコレートやシュークリームも「私はいらないから」と遠慮して二人だけにわけてくれたのだと思い出話を話す女性。

そして、「兄は昔はあんなにやさしかったのにすっかり変わってしまった」と愚痴をこぼした。

三舟シェフは「変わってないと思いますよ」と言う。

それは、ノンブルプルミエのショコラは全て素数で売られているからだ。

何人で分けても、1つ余るように。かつての母親みたいな人が、「残った1つ」を口にできるように。

それは、そんな思いやりが詰まった数だったのだ。

そういえば、かつての母も「1つだけ」余ったチョコレートは口にしていた、と妹は思い出す。

兄が自分の店のショコラを抱えて店に戻ってきた。そして、母親の病院に連れて行ってくれ、と言うのだった。

「シェフは名探偵」感想第一話

原作2話分のストーリーがギュッと詰め込まれているので、想像以上にテンポの良い、見ごたえのあるドラマになっていました。どの料理も本当に美味しそうなのもいい!

今はなかなか、レストランにも足を運びづらい時期ですが、たまには素敵なレストランで美味しい料理を食べてみたくなりました。

三舟シェフは、原作では「普段無口でたまにおせっかいを焼く人」のイメージでしたが、今回は話のテンポが良いからか「観察力が優れていて、かなりおせっかいを焼く人」に見えました。

でも、それでも全く構わない感じ。

三舟シェフの淹れる、ヴァン・ショーを飲めばいろんなストレスから解放されそうですよね。

基本的に、ストーリーはオムニバス形式なので、来週から見ても十分楽しめますよー!

皆様の感想はこちらです。

好評な意見が並んでいました。

そうそう。食事する西島さんが観れたり、重たい事件じゃないのも深夜の時間帯ドラマとしてちょうどいいですよね。

ほっこりくつろぎたい人向けのドラマです。

さりな

原作によると
ヴァン・ショーはしっかりアルコールを飛ばせば
お酒に弱い私も楽しめるワインになるみたいなので
いつか試してみたいです。

「シェフは名探偵」あらすじ第二話

本日のメインのストーリーは2つ。

ドラマでは同時進行でしたが、別々に紹介します。

「ぬけがらのカスレ」

常連客御木本から予約の電話。人気エッセイスト寺門小雪のリクエストで「ガチョウのコンフィのカスレ」が希望だという。三舟たちは早速ガチョウの手配をする。

実は志村が寺門の大ファンで、「ガチョウのコンフィのカスレ」は寺門のエッセイにも出てくるという。それは、恋人のアンリと別れるきっかけになった最低のカスレとして語られていた。

お金のないアンリは寺門の誕生日プレゼントの用意ができないというので、寺門は100ユーロを貸した。アンリはそのお金を使って、寺門の誕生日の前日に、スカスカの味の「ガチョウのコンフィのカスレ」をプレゼントしたというのだ。寺門はあまりのショックに家を出て、それ以降アンリにはあっていないという。

寺門が来店した当日、三舟は二種類のカスレを作ってふるまう。

一つは、日本人の口に合うように美味しく調理したカスレ。そして、二皿目はまさにアンリが寺門に食べさせたのと同じカスレだった。

衝撃を受けた寺門に三舟は、カウンターでネタバラシをする。ガチョウは寺門の好物フォアグラを作るための肝臓を抜き出したもので、カスレに使ったのはその残り。だからこそスカスカの味だった。つまり、アンリは誕生日を間違えていたのではなく、間違えたふりをして翌日フォアグラをふるまい、寺門の誕生日を改めて祝うつもりだったのだ。

それを聞いた寺門は、5年前から来日し寺門の行方を捜しており、最近ようやく連絡先が分かって連絡してきたアンリに会いに行くことを決意するのだった。

「氷姫」

ある日、パ・マルで大島は原杏子に婚約指輪を渡しプロポーズする。原はその申し出を受け入れて喜んだ。

数日後、大島は来日する恩師をもてなすために、パ・マルを予約する。しかし、その時の大島の様子はとてもおかしかった。ついに、ワインに酔いつぶれて寝てしまう。大島が目覚めたのは、新幹線に遅れるという恩師が帰った後だった。

三舟にポトフを出された大島は、それを食べつつ原が家を出て行ってしまったことを明かす。

実は、原にはもともと別の坂本と言う婚約者がいた。しかし、坂本は、婚約中にバイト先のコンビニでナイフで客を刺殺。刑務所に行くことになってしまった。原は坂本を待つつもりだったが、両親が猛反対。大島はもともと片思いしていた原のそばでずっと気持ちが解けるのを待っていた。

そうしてようやく、大島と原は一緒に暮らすことになったのだ。原はかき氷が大好きだった。季節を問わずかき氷を食べる原に大島は驚いたという。

さて、プロポーズの後日、原が実家に帰っているときに、早めに出所することになった坂本が大島の元を訪ねてきた。大島はもう原とは連絡を取らないように坂本に頼む。坂本は了承した。そして、出所中もずっと自分の家の冷凍庫に眠っていた、大きくて透明な氷を置いて帰っていった。

その翌日、いったん帰ってきた原はまた出て行ってしまったのだ――。きっと坂本が勝手に連絡をして原が付いていったに違いない。

三舟シェフはその話を聞き、「坂本さんは連絡を取ってないと思いますよ」と告げた。

空気の入らない大きな氷は作るのは大変だが、味も格別だという。冷凍庫に置いておいたその氷をかき氷にして食べたことで原は、坂口のことを思い出したのではないかと言うのだ。

そして、店の大きな氷を使って、大島に想い出の杏子のかき氷を作ってふるまった。

それを食べ終わったころ、原が店にやってきた。帰りが遅いから心配して迎えに来たというのだ。

坂本の出所に気付き、別れの挨拶に行き、昨夜は一人気持ちを落ち着かせていたという。そして、これからよろしくお願いしますという原を、大島は強く抱きしめるのだった。

「シェフは名探偵」感想第二話

恋愛にまつわる二つのお話。どちらも、三舟シェフの推理と食材が綺麗に絡んでいて、フランス料理店で巻き起こる事件としてぴったりの題材ですよね。

出てくる料理もおいしそうだし、キュンキュンしながら楽しみました。

料理が美味しそう、恋物語にキュンキュンした、という感想多数でした。

来週も楽しみです。

「シェフは名探偵」あらすじ第三話

本日のメインのストーリーは2つ。

ドラマでは同時進行でしたが、今回も別々に紹介します。

「ガレット・デ・ロワの秘密」

オーナーの希望で、店の3周年記念に、志村の妻であるあさみさんがシャンソンを歌うこととなった。しかし、志村は照れもあってなかなか了承しない。三舟シェフが直接あさみさんに連絡を取ることで実現した。

シャンソンは大盛況のうちに終わった。

公演終了後、三舟シェフはオーナーの大好物である、ガレット・デ・ロワを用意していた。

本場フランスでは1/6に食べられる。中に一つだけフェーブと呼ばれる陶器の人形をいれて焼き上げ、それが当たった人は他の人を指名して命令できるというものだ。

今回は、もちろん、フェーブは準備されていない。

それを見た、あさみさんはカウンターで話を始める。それは、まだ志村と結婚するより前のフランスでの話。

あさみと志村を引き合わせてくれたのは、大家をしていたフランス人青年だった。しかし、青年はあさみのことが好きなため、志村には絶対にあさみに手を出さないようにと忠告していたのだった。

その青年や、あさみ、志村を含め仲間たちである日、ガレット・デ・ロワを食べるパーティーを開くことになった。

志村は、驚くほどぶかっこうなガレット・デ・ロワを焼き上げた。そして、中に入れたはずのフェーブが、なぜか無くなってしまい、どこからも出てこなかった――というものだった。

さすがの三舟シェフもそんな昔の事件は解決できず、その場ではその話は終わってしまう。

翌日、あさみさんと喧嘩した志村は家を出てしばらくパ・マルで暮らすことにした。

ある日、三舟シェフはあさみさんを呼び出した。

そして、皆に「ぶかっこうなガレット・デ・ロワ」をふるまったのだ。

本当はシェフは話を聞いた時から真実がわかっていたのだ。ガレット・デ・ロワは、普通に焼けば不格好に焼きあがるはずはない。フェーブが大家の元に届き、あさみに告白することになる事態を恐れた志村が、焼く前にわざと傾けて、フェーブの場所を固定したのだった。そして、一番フェーブが入っていそうなところをあさみにふるまったのだが、なんと実際にフェーブがきたのは志村の元だった。いざ、自分が命令できる立場になると思うとどうしていいかわらかず、志村はついフェーブを飲み込んでしまったのだった。

三舟シェフは、あえて真相を奥さんには話さなかった。今回は無事、あさみの元にフェーブが渡る。

あさみは志村に「家の戸棚が壊れたから直して」といい、ようやく志村は家に帰っていくのだった。

「マドモワゼル・ブイヤベースにご用心」

どうやら最近、三舟シェフには気になるお客様がいるらしい。

それは、いつも一人でやってきてブイヤベースを頼んでいく女性だった。

高築は女性に密かに「マドモワゼル・ブイヤベース」とあだ名をつけていた。

ある日、三舟シェフが金子に「気になるお客様がいる」と話しているのを立ち聞きした高築は、三舟シェフがマドモワゼルのことを好きだと知る。

しかし、その次、マドモワゼルが来店したときは恋人と思われる男性と同伴していたのだ。

高築は必死にマドモワゼルの存在を隠そうとする。彼女は「ブイヤベースを持ち帰りたい」と言い出したのだ。

困っていると、三舟シェフが気付きマドモワゼルの元へと出向いた。そして「同業者なのはわかっています。持ち出しはやめてください」と言ったのだった。

つまり、高築の勘違いで、三舟は「マドモワゼルのことを同業者ではないか」と気にしていたのだ。

三舟の読み通り、彼女は同業者。高級ホテルのシェフで、一緒にいたのはオーナーだった。

彼女はどうしても美味しいブイヤベースが作れないことを悩んでいたのだ。そして、三舟に今度ブイヤベースを飲んでみてほしいと頼む。三舟は快諾した。

約束の日、彼女はなかなか現れなかった。ぎりぎりにやってきた彼女は慌ててブイヤベースーーではなく、具のない「スープ・ド・ポワソン」だった。彼女に聞くと「オーナーと相談し、うちで出すならブイヤベースより、高級感のあるスープ・ド・ポワソンの方が店に合うということになったから」と答える。

三舟は、使っている魚介類を聞き出し、アドバイスした。

そして、どうして彼女が今日、ブイヤベースを作っていたはずなのに、スープ・ド・ポワソンを持ってきたのかについても見事に見抜いて見せた。

オーナーはやはり、彼女に惚れていたのだ。そして、恋敵と思われる三舟の元に、貝や魚の具の入ったものを食べさせるのを良しとしなかった。(貝の殻にメッセージを書いたり、魚の口の中に手紙を仕込めるから、という理由で)

そこで、急遽彼女は、スープ・ド・ポワソンに変更せざるを得なかったのだ――と。

彼女は、オーナーに結婚を申し込まれたことを認めた。そして、でも本当は三舟シェフにも恋をしているから――と告白する。

三舟シェフは、オーナーからの結婚を断らずに告白してきた彼女のことをずるい人だと言い、告白を受け入れなかった。

彼女はその場を去る。

そして、シェフはその日、まだ皮付きのままの生の玉ねぎを皿に盛ろうとしたり、食材を焦がしかけたり、食器を割ったりと――うわの空で散々なミスをしたのだった――

※その他気になる話※

謎の女性(橋本マナミ)が来店。三舟シェフは事務所に彼女を通した。

高築は二人がただならぬ関係だと思い、三舟に問うが、三舟はその答えを教えてはくれなかった――。

「シェフは名探偵」感想第三話

今回も、三舟と志村、二人の料理人の二つの恋愛話が絡みつつ綺麗にまとまっていました。

あらすじには書ききれない、西島秀俊さん演じる、三舟シェフのキュートさは、ぜひ実際に観て堪能してくださいね!

本当、メンバー全員素敵です❤

私だって美味しいブイヤベース飲んでみたいし、ガレット・デ・ロワ食べたいですー!

https://twitter.com/tabosnow/status/1407000274397323270?s=20

楽しい、テンポがいい、料理がおいしいそう、こんなお店で食事したい

という感想に溢れています。

来週も楽しみ!

「シェフは名探偵」あらすじ第四話

今回は、小説の話から2つ。そして前から続いているオリジナルの話が1つ(今回も継続中)

それぞれ別にお届けします。

ドラマでは、とても良い感じで自然に3つの話が交差しているので、ぜひそちらでもご覧ください。

「憂さばらしのピストゥ」

ある日の予約の電話で「ヴィーガン料理」を出してほしい。白砂糖もNGと言われた。

ダメならキャンセルすると言われ、三舟シェフは豆乳を利用することを決める。

やってきた二人の女性客は、特に身体上の理由や宗教上の理由があるわけではなく、単に流行りに乗って今はヴィーガンを楽しんでいる、という風情だった。

彼女たちは、三舟がフランスからの帰国後に働いていたレストランで見習いをしていた南野が、今はシェフをしている店のオーナー母娘であるという。

二人は、南野が作っている「フランスの伝統ピストゥ」がとても美味しくてコクがあったらフランス料理にはまったといった。

後日、三舟が南野のレストランのSNSに「ここのピストゥは豚の背油が使われていてとてもおいしい」という旨の書き込みをしたと勘違いし、南野が、パ・マルに乗り込んできた。

実は、フランスの伝統ピストゥには、豚の背油を使うのだ。南野は、客の意向を無視して、背油入りのスープを食べさせていたのだ。

三舟はSNSへの書き込みなどしていなかった。ただ、客が拒んだものをこっそり食べさせるのは料理人として失格だ、と、南野に言う。

三舟が出ていったあと、金子は、レストランを出店した当初三舟がパ・マルのSNSに、「南野のレストランで食事をしてきた、とてもおいしいので食べてほしい」という旨の書き込みをしていたことを南野に知らせる。

南野は慌てて三舟に詫びに行くのだった。

「マカロンはマカロン」

リヨン時代に、三舟と一緒にレストランで働いたことがある羽田野鈴子が、岸部彩香を連れてやってきた。岸部は羽田野の店のパティシエと言うが、化粧が濃く、香水の香りも漂わせていて、金子は少し訝しむ。普通、パティシエはメイクもしないし、香水もつけないものだからだ。岸部は親との折り合いが悪くもう5年もあっていないが、祖母が体調を崩したのでしばらく実家に帰ると言った。

羽田野は三舟に挨拶をする。今はシェフではなく、オーナーとして3店舗を経営しているという。岸部はその3つ目の店にパティシエとして入ってきたのだ。その店は、女性だけで働いている店だと羽田野は言う。

後日、羽田野は素朴な焼き菓子をもって、パ・マルを訪れた。

祖母の葬儀が終わっても、岸部が戻ってこず、代わりにこれが届いたというのだ。

その素朴なお菓子は「マカロン」の一種だった。日本ではマカロンと言えばカラフルな色のついたお菓子だが、フランスでは多様なマカロンがあり、この素朴焼き菓子もマカロンの一つなのだ。

三舟は、岸部はトランスジェンダーで、前職を辞め、羽田野の店で働きたかったが「女性だけの店」と言われさらに「メイクや香水禁止」なことを気にして戻ってこれないのではないかと推理する。

例え見た目が違っても「女性は女性」というメッセージが、この「マカロンはマカロン」というメモ書きに込められているのではないか、とも。

ところで、岸部の作ったマカロンはとてもおいしいものだった。

話の流れでさりげなく自身も同性愛者だとカミングアウトした金子は、羽田野に「本人がカミングアウトするまでは知らないふりをしてくださいね」と言葉を添えた。

羽田野は「女性だけの店」と決めつけることを改め、岸部に戻ってきてもらうよう電話をかけると決めたのだった。

【その他】

この二つの出来事をきっかけに、高築は三舟に対する認識を改め、自分も店でもっとお客様を笑顔にするために頑張ろうと思うのだった。

今回、謎の女性の正体が探偵だということがわかる。三舟シェフの父はフランスで行方不明になっていて、探偵に頼んでその行方を捜しているとのことだった。

「シェフは名探偵」感想第四話

三舟シェフの昔の仕事仲間にまつわる話が二つ。どちらもきれいにまとまっていて、流れも良かったです。

それにしても、西島さんが探偵を雇うなんて!一人でフランスに乗り込んでさっさと解決できそうなのに!!

こちらは本編にないオリジナルな展開なので、今後どう動いていくのか注目していきたいと思います。

今回も、どれも美味しそうな料理でしたねー。素朴なマカロンをはじめとした、数々のフランス料理、食べてみたいなあ。

ヴィーガンやトランスジェンダーといった社会派の話題も「相手を尊重する」という方向で語っていたのがすごく腑に落ちた、という感想が多く見られました。

「シェフは名探偵」あらすじ第五話

小説から2話

オリジナルストーリーが随所に入り、まとまって楽しめるストーリー展開でした。

今回も別々に紹介します。

「共犯のピエ・ド・コション」

パ・マルに元常連の館野が来店。以前は、足しげく家族で通っていたが、夫の浮気が原因で離婚して以降、足が遠のいていたという。

しかし、今度再婚を考えるにあたり、またパ・マルへと顔を見せたのだ。息子の冬樹はもう中学生になってすっかり思春期だという。

本当は息子が大学生になるまでは再婚はしない予定だったが、館野の交際相手で、高校教師である隅川と冬樹がすっかり打ち解けたため、再婚を考えるようになったそうだ。

しかも、冬樹は偏食が治ってきているという。最初は、澄川と冬樹が一緒にフライドチキンひとパックを食べたのがきっかけだった。ほかにも骨の付いた魚を丸ごと食べることもできるようになったという。

ただ一つ、澄川はまだ40代なのに入れ歯をしていることが気がかりだが、まあそのくらいは些細なことだ。

後日、館野は家族三人で来店した。隅野はフレンチには慣れてないようだった。

冬樹は豚足を使った料理、ピエ・ド・コションを注文する。母は苦手なんだからやめておけと止めるが、冬樹は注文した。

しかし、運ばれてきた料理をみて「僕の欲しかったのはこれじゃない」と言う。三舟が、次に豚の骨が付いたまま調理したものを出した。冬樹は喜んだ。

不思議がる母親に、三舟はヴァンショー、そして冬樹にはホットオレンジジュースをふるまいながら説明する。

冬樹と隅野が意気投合したのは冬樹の趣味のプラモデルが発端だったのだ。

高校教師である隅野は、フライドチキンのセットに鶏が丸ごと使われているという。興味を持った冬樹のために、フライドチキンをセットで頼み、二人で食べ、その骨を使って鶏を組み立てて見せたのだ。

隅野の家にあったいれば洗浄剤は、骨の処理をするために使われたもの。隅野は入れ歯ではなかったのだ。

そこから、冬樹は骨に興味を持ち、骨付きの魚も食べられるようになった。そして、今日豚足料理を注文したのも、豚の骨が手に入ると思ったからだ。それをいち早く見抜いた三舟は、骨付きの料理もあえて一緒に作っていたのだった。

母親に秘密にしていたのは、「骨を気持ち悪がる人もいるから」

そして、秘密を共有した隅野と冬樹は急速に仲良くなっていったのだった。

「オッソ・イラテイをめぐる不和」

脇田が二日連続でパ・マルに一人で来店。どうやら元気がない。

なんと、妻が出て行ってしまったというのだ。

三舟は心当たりを問う。そういえば妻が持っていたベリー系のジャムを知人にあげてしまったけれど、そのくらいで怒るだろうかと脇田は首をかしげる。

三舟は以前来店した時の二人の様子を思い出す。

脇田は、フォアグラを妻のサラダの入った皿に取り分けた。妻はやめてくれと言ったが、確かその次も全く同じことをして――そして妻はもう何も言わずに口にしたことがあったと。

そして、脇田に「明後日まで奥様が帰ってこなかったら、またここに来てほしい」と伝えるのだった。

果たして、妻は帰宅せず脇田はパ・マルを訪れる。外食が続いてすっかり胃もたれしている様子だった。

そんな脇田に三舟は、バスク地方の家庭料理をふるまった。あっさり食べられて脇田にも好評だ。

次に、また、バスク地方の料理を出す。それは、オッソ・イラティというチーズだった。

脇田はそれを口にする。少し、独特の癖のあるチーズだった。

そう伝えると三舟はジャムを取り出す。それはまさに、脇田が軽い気持ちで知人にあげたジャムだった。

そのジャムをつけて食べるとチーズは抜群に美味しくなった。

三舟が言うにはおそらく妻はそれを脇田に食べさせたくて、事前に説明もしていたのだ。

しかし、脇田は妻の言葉を聞き流しジャムを知人にあげてしまった。妻の話を聞き流すことに腹を立てて出ていったのだ。

そういえば、以前パ・マルでフォアグラを取り分けた時も、その皿にサラダが載っていて、そのドレッシングとフォアグラが混ざって味が悪くなると妻はいったのだ。しかし、聞き流していた脇田は二度目も同じことをした。

つまり、脇田は妻の話を聞き流していたのだ――

ヴァンショーを前にその話を聞いた脇田はすっかり反省する。そこに、脇田の妻が顔を出した。

家にいないから、おそらくパ・マルではないかと思ったのだ。

脇田は妻に詫びる。妻は仕方ないわね、と、夫のことを受け入れたのだった。

「オリジナルストーリー」

金子はアパレルに勤める彼女が福岡に転勤になるので、ついていくといいパ・マルを辞めた。

そのことを後で聞いた高築は、金子を引き留めなかった三舟に不信感を抱く。

「もしかしたら自分じゃなくてもいいのかもーー」と。

金子の不在はパ・マルにとって痛手だった。オーナーが手伝いに入るが、ミスをして正直言って邪魔だった。

ある日、オーナーのモトカノが友達と来店し、結婚することになると伝えるのだった。

オーナーは彼女と別れたことを後悔する。

その翌日、金子は店に戻ってきた。彼女と別れたというのだ。

高築はこんなに簡単に店を辞めたり戻ったりできることに、内心腹を立てる。

しかし、落ち込む金子に「泣いていいんだ」と声をかける三舟を見て「家族と思っているからこそなのかもーー」と考えを改めた。

そんな高築に、三舟は「誕生日おめでとう」とサプライズでケーキを渡したのだった。

「シェフは名探偵」感想第五話

小説と違う展開も混ぜつつ、小説のストーリーがうまく絡まっていて今回もとても素敵なドラマに仕上がっていました。

ホットオレンジジュース、試してみたいなぁ……

ストーリーに感動したという意見多数。

また、金子さんが戻ってきたことも喜んでいる人いっぱいでした。

そして、シェフの西島秀俊さんが可愛い!

高築君はそろそろ三舟シェフのことを信じてほしい!

などなど。すっかりドラマの世界に引き込まれている人が多数です。

来週も楽しみですよねー!

「シェフは名探偵」あらすじ第六話

今回も、本編、そしてオリジナルストーリーとが絶妙に混ざっていましたね。

別々に紹介します。

また、小説の内容とドラマとは若干変更されている部分がありました。

両方見比べてみるのも楽しいですよ。

「タルトタタンの夢」

常連客である西田(新納慎也)が女性を連れて店を訪れた。彼女は人気の舞台女優、串本法子(真飛聖)だった。

串本はスパイスが苦手だという。三舟は二人にシャンパンをふるまってお祝いした。

後日、西田は友人を連れて店を訪れた。普段はワイン大好きな西田だが、今日はワインはいらないという。どうやら、原具合が悪そうだ。気付いた三舟は胃腸に優しい料理をふるまった。

一度店から出た西田だが、三舟に礼を言うため、閉店直後に戻ってきた。そして、昨日婚約者の串本がフランス料理をふるまってくれたのだが、食べ過ぎたようでお腹を壊したというのだった。

フランス料理の内容を細かく聞いた三舟シェフは、不審点に気が付く。

翌日、西田の忘れ物を取りにやってきたのは串本だった。三舟は串本に話があるという。串本は、一緒にいたファンの子(辻凪子)を店内に呼び、三舟と話すことにした。

三舟は、西田が語った話の中の「タルトタタン」に引っかかっていた。タルトタタンをアルミホイルに入れて焼いていたといったのだが、本来タルトタタンはケーキの型に入れてさかさまの方法で焼き上げるものだ。

そこで、三舟は串本が料理を作っていないことに気付く。実際、その料理はファンの子からの差し入れだった。それを「自分が作った」と偽って西田に出したのだ。料理の中に一つだけスパイスのきついものがあり、ファンの子はそちらを西田に食べさせるようにと、串本に伝えていた。そこに下剤を仕込んでいたのだ。

ファンの子は、西田のせいで串本が引退するのが許せないのだという。

串本はファンの子に「西田さんのせいじゃない。私が自分で舞台を降りると決めたの」と話して聞かせる。

三舟はファンの子に、色とりどりのスイーツをふるまった。そして、「君にとっての串本さんはこのスイーツのようなもので、君の人生の彩りに過ぎないが、彼女はスイーツではない。彼女には彼女の生き方がある。君はまた別の輝きをみつけるべきだ」と諭すのだった。

串本も「自分の料理」とうそをついて西田にふるまったことを詫びなきゃ、と、言うのだった。

「ヴァン・ショーをあなたに」

三舟がフランスの修業時代に、同じ部屋で同居していたという川本淳吾が店を訪れた。

川本と三舟が仲良くなったきっかけは、川本が体調を崩した折に三舟が味噌汁を作ってくれたことがきっかけだったという。

それまで、川本が体調を崩すと大家のおばあさんがヴァン・ショーをふるまってくれていたのだが、なぜかその時はつくってくれなかったのだ。

おばあさんに詳しく話を聞くと、もう、ヴァン・ショーを作るのはやめた、という。

三舟たちがさらに詳しく話を聞くと「5月に娘とその夫がフランスを訪れた。夫が風邪をひいていたからヴァン・ショーをふるまった。とても喜んでいたが、彼らが帰った後に部屋の外の花壇の花が全て枯れていた。よく確認したら、ヴァン・ショーに入れたはずのシナモンやオレンジのスパイスがそこにあった。夫はおばあさんには何も言わず、ヴァン・ショー果断に捨てていたのだ」そのことに傷つき、もう、ヴァン・ショーを作るのは一切やめたのだという。

その話を聞いた三舟は、「5月に来ることができる」ことから夫は日本人だと見抜き、「日本人の中には体質的にお酒を受け付けない人がいる。だから、娘の夫はヴァン・ショーの香りには癒されたけど、飲むことができずにやむなく捨ててしまったのではないか」と事実を推測して伝えたのだった。

そこでようやく事態のわかったおばあさんはほっとして、秘伝のレシピを三舟に伝えてくれたのだという。

「オリジナルストーリー」

高築は三舟にヴァン・ショーのレシピを問う。しかし、三舟はレシピは秘密だといい、教えなかった。

客から「夜中の三時に店の電気がついていましたね。三舟さんは研究熱心」と言われた三舟は、「高築が店に忍び込んで勝手にレシピを盗もうとしたのでは――?」と疑念を抱く。

そのころ、スーシェフの志村から、ロッカーに「コロス!」と書いた手紙が入れられていたと告げられ、三舟の高築に対する疑惑はますます深まるのだった。

ある日、オーナーが「確認が必要だったので勝手に店の権利書借りていました」と三舟宛てに返された。そこにレシピノートが一緒にあり、高築が犯人ではなかったことがわかる。

また、志村宛に「コロス!」という手紙をしたためたのは、喧嘩中の志村の妻だったことも、金子の口から明かされた。

実は高築がヴァン・ショーのレシピを知りたかった理由は――

その理由は、店が閉まった後にこっそり店を訪れた高築の母親によって、そっと、三舟だけに伝えられたのであった。

「シェフは名探偵」感想第六話

今回は三舟シェフの語りで進んでいったので、耳が大喜びでした。(ファンの戯言ですみませんー!)

また、オリジナルストーリー部分にうっかり泣かされてしまいました。

まだ見ていない方は、ぜひ、TVerやParavi ひかりTVで確認してみてくださいね。

三舟シェフのお父さんの生存も明らかになったようで、終盤にかけてのさらなる盛り上がりが楽しみです。

やはり、推理モノとなるとそれなりの犯罪を出すことになりますよねー。

小説は他にも、あまり食事時にはそぐわない事件もあるのですが今後出てくるのかどうか気になっています。

ちなみに、今回の「ソムリエは迷探偵」は、タルトタタンのレシピですよー!!

「シェフは名探偵」あらすじ第七話

三舟シェフが語る父親の話はドラマオリジナルストーリー。

そして、小説から2編です。今回もあらすじを小説ごとにお知らせします。

「タルタルステーキの罠」

タルタルステーキとは牛の生肉や馬肉を使い荒いみじん切りにし、オリーブオイルや塩コショウで味付けしてそのまま食べる特別料理。

ある日、福岡さんから電話が入り「タルタルステーキをメニューとしておいてあるか」と問われる。

メニューとしてはないが準備できると伝えると、「当日限定でよいのでメニューとして書いてほしい」と言われたのだった。

訪れたのは、着物の先生と思われる女性(緒方:熊谷真実)と、その弟子の若い女性二人。そのうちの一人は妊婦で、アコという。アコは、緒方の息子の嫁だった。妊婦ではない方が予約をした福岡。

シェフは、うっかりアコがタルタルステーキを食べないように注意を払うが、タルタルステーキが大好物の緒方が一口すすめて、アコは店の人が止める前に食べてしまった。

後日、福岡とアコが一緒に店に訪れる。実はすでに、アコはトキソプラズマに感染しており、子どもは現在治療中だという。アコはトキソプラズマにかかった心当たりはなかったが、子どもが生まれた後緒方に責められるのが怖く、あえて「着物の先生」が一口すすめるように仕向けたのだった。

しかし、そこで三舟シェフが口をはさむ。実は、着物の先生は「最近生肉で食中毒になったから、生肉を使っていないタルタルステーキを」と、事前に三舟に注文していたのだという。それなのに、アコがタルタルステーキを食べた翌日、「生肉を食べさせてごめんなさい」とあえて謝ったのだった。

そこに、三舟シェフに呼ばれた着物の先生がやってくる。実は、彼女はとっくにアコがトキソプラズマにかかっていることを知っていた。それでも、知らないふりで「自分のせいでトキソプラズマにかかった」と周りに思われた方が良いと思い、悪役を買って出たのだった。

「ヴィンテージワインの友情」

山下嗣麻子(宮下かな子)が持ち込みワインの相談でパ・マルに、来店した。翌日、集まった仲間たちはあまり嗣麻子のことをよく思ってないようだった。なかでも、遥香(鞘師里保)は特に嫌っていて、「今後嗣麻子は誘わない」という。しかし、仲間たちは「嗣麻子には、高級ワインが付いてくるんだからさ」と笑うのだった。

少し遅れて嗣麻子が訪れる。みんなで料理をシェアしながら食事を楽しんだ。

途中、遥香が会計にきて「後日、本当の抜栓料を嗣麻子が独りの時にに教えてあげてほしい」と言うが、あとで「やっぱり言わないで」と訂正してきた。

後日、嗣麻子は一人でパ・マルを訪れる。三舟シェフは嗣麻子に本当の抜栓料を教えた。本当は1000円。しかし、嗣麻子は5000円と聞かされていたのだった。おそらく、仲間は嗣麻子より先に集まりお金を集め、料理代も嗣麻子に高く払わせていたと思われるのだった。

そこに、遥香がやってくる。遥香は、昔いじめられていた時に嗣麻子に助けられた過去があった。それ以来、いじめが怖くて仲間に意見が言えない。だから、みんなが嗣麻子を利用しているのが分かっても、止めることができなかったのだ。だから、あえて仲間外れにする方法を探そうとしていたのだった――。

お互いの気持ちがわかり、二人は改めてワインを酌み交わすのだった。それは、遥香が持ち込んだ安いワインだったが、気の合う友達と飲むワインの味は格別だった。

「オリジナルストーリー」

三舟シェフが、シェフの父親に初めて料理を食べさせた時「パ・マル」と言われたことを思い出す。そして、初めての料理は褒めてほしかったのに――と、そこで親を超えるシェフになろうと決意したと話すのだった。

仕事終わり、三舟シェフと志村は大量のお弁当を作っていた。実は、志村の地元が水害にあい、避難所暮らしの人が多いため弁当の差し入れをしようと作っていたのだった。そして二人は、志村がホテルで働いていた時にミスをしてそのリカバリーのため、二人で朝まで料理を作った過去を思い出して高築に話して聞かせるのだった。

そしてなんと「三舟シェフの父親が見つかり、明日来店」するという――

「シェフは名探偵」感想第七話

感動したという声多数でした。また、友情にまつわる二つのストーリーだったため、友情について改めて考えさせられた、という感想も散見しました。

私も、特に「タルタルステーキの罠」は、小説からのアレンジもとても良くて、涙がこみあげました。

ついに、三舟シェフのお父さんが来店するんですねー!どんな展開になるのか。最後まで目が離せませんね。

「シェフは名探偵」あらすじ第八話

オリジナルストーリー+原作から2本の流れは今回も一緒。

綺麗にまとまっているの、素敵ですよねー。

今回も、あらすじはそれぞれ別々にお届けします。

「ブーランジュリーのメロンパン」

ある日、オーナーがパ・マルを訪れる。

パン屋さんを出店したい、店でパンに合う軽食もふるまいたいのでメニューの相談に乗ってほしいというのだ。

後日、パン屋の店長である斎木(近藤笑菜)と中江(さとうほなみ)が店を訪れた。

新しい店の名前は「アポアルージュ」

ふるまうパンは、フランスの硬いパン。ふわふわした柔らかいパンでなく、硬い「食事としてのパン」を扱いたいという。特に中江にその思いが強く、「メロンパンやブーランオレは扱いたくない」といい、色々なパンを置きたいと考える店長の斉木とは意見がぶつかっていた。

二人が帰った後、金子は「アポアルージュ」の近くに昔ながらのパン屋「ブラン」があり、そこのメロンパンが大好きだと話す。高築はさっそくそこでパンを買ってきて皆にふるまう。

金子の食べたかったメロンパンは人気で売り切れていた。昭和っぽさのあるパンは、とてもおいしかった。

アポアルージュの出店が迫ってきたある日、ブランが閉店したことを知った金子は嘆いていた。そこにオーナーが現れ、数日前から中江が姿を消してしまって斉木が困っていることを伝える。

少し考えた三舟だが、数々のヒントから「中江はブランのパン屋の娘である」ことを突き止め、高築に頼み両親に中江の行きそうなところを聞いてみることにした。

中江の行方はすぐわかり、パ・マルを訪れる。

彼女は「両親のつくるパンは本当に好きだから、自分の出店でパン屋が潰れるのは困る」と言い出した。そのため、ブランと内容のかぶる「メロンパンなど」は「アポアルージュ」では扱いたくないといったのだ。

三舟は、両親にその気持ちを伝えた方が良いという。そしてすでに声をかけていた両親が店にやってきた。

両親は娘が近くにパン屋を出すことを喜んでいた。そして、その邪魔をしたくないから閉店を決めたという。

しかし、オーナーはブランとアポアルージュとでは扱うパンは全く異なり、客層はかぶらないことを調査済みであった。

中江は両親の作るメロンパンが大好きで、それとは違う系統のパン屋を開くことを伝え、両親もこれまで通りパン屋を続けることを決めたのだった。

三舟は、「アポアルージュ」という言葉はそれだけでは意味をもたない。「ブラン アポアルージュ」と繋げて初めて、「白地に赤の水玉」という意味を持つ。ということを明かすのだった。

「ムッシュ・パピヨンに伝言を」

ある日、旅行帰りと思われる男性、大野(山本耕史) がパ・マルにランチを食べに来た。

海外帰りで腹ペコだという。ラストオーダーぎりぎりで入ってきた山本が食事をしていると、中江が試作品を食べてほしいとパ・マルにやってきた。

それは、プラリーヌ入りのブリオッシュだった。ピンクに着色したアーモンドが入っている甘いパンだ。日本ではなじみが薄いため、試食品を出すことで食べてもらえるのでは……と考えているようだった。

デザートに入る大野に、高築は飲み物をすすめる。その中で「カプチーノを昼に飲む気はしないなぁ」と言ったことを三舟は耳にとめ、彼が「イタリア帰り」であると当てるのだった。

大野は、ブリオッシュを食べたいという。そして、ブリオッシュを口にして涙を浮かべるのだった。

三舟は、ヴァン・ショーを差し出した。大野はイタリアで暮らしていた五年前の話を始める。

暮らしていた家の一階で、ジュリーと言う女性がパン屋を開いていた。彼女はフランス出身。大野はイタリア語しかわからないため、片言の英語で言葉を交わす程度だったが、二人の気持ちは徐々に惹かれていった。いつも蝶ネクタイを付けていた大野のことを、ジュリーは親しみを込めて「ムッシュ・パピヨン」と呼んでいたという。

しかし、ある日ジュリーは店を閉めた。その時最後に大野に渡したパンがプラリーヌ入りのブリオッシュ(別名 ブリオッシュサンジュニ)だったのだ。

大家が言うにはジュリーは病気だったのだという。そして、失意のあまりその後自殺してしまったと――

大野は諦めきれずに海外に出かけるたびにジュリーの行方を捜しているが、いまだにその姿を掴むことはできずにいた。

しかし、三舟は大野に残ったブリオッシュを渡し「きっとまた会えますよ」と伝えるのだった。

後日、大野はパ・マルにやってきた。ブリオッシュにある逸話を知ったのだった。

それは、ブリオッシュサンジュニには、昔とある執政官が美人のアガタを口説いた。しかし、それを断ったアガタに腹を立て、乳房を切り落としてしまったのだ。それでも祈り続けることをやめなかったアガタの乳房はやがて再生したという伝説があるのだ。

つまり、そのパンを手渡したジュリーは「元気になって再開しよう」という想いを込めていたはずだ。

金子は、大野の気持ちを動画にとりSNSで拡散して世界中の人にジュリーを探してもらおうと強引に提案し、すぐに実行に移した。

後日、大野の動画を見たジュリーから、ムッシュ・パピヨンという名前のパン屋を開いている旨の連絡が届いたのだった――。

「オリジナルストーリー」

その日の15時。探偵は三舟の父をパ・マルに連れてくる予定だった。

しかし一緒に来たのは安倍実花(奥貫薫)という女性だった。三舟の父、英雄は今無農薬野菜を作って暮らしていいるという。そして、三舟に会う気はないとのことだった。

阿倍は、「乳アレルギーだから」と言い、三舟が用意したケーキにも手を付けずに店を後にする。

後日、三舟が修理しながら大切に使っていた古い椅子がついに、ぼろぼろに壊れてしまう――

「シェフは名探偵」感想第八話

今回も話が綺麗に繋がっていて楽しめました。

会いたい人を想う気持ちが込められているストーリーでしたね。

いよいよ来週最終回。かなり淋しいです……

山本耕史さんが別人に見えた!なんて感想もちらほら。

そして、神尾さんもいろいろなネタをやってましたよねー。わかる人にはわかるって感じで盛り上がってます、SNS。

でも、共通した意見は「来週が最終回なんて淋しすぎる!」そこに集約されているのではー?

「シェフは名探偵」あらすじ最終話(第九話)

ついに最終回。

小説から一話、そして三舟シェフと父親とのオリジナルストーリーとで構成されています。

「コウノトリが運ぶもの」

乳製品アレルギーがあると言っていた安倍が、パ・マルに予約を入れた。志村は怒っていたが、三舟シェフは受け入れる。

安倍はパ・マルに訪れた。

フランス料理と和解したいのだという。

三舟の準備したフランス料理はとてもおいしく、「アポアルージュ」のパンを口に運ぶ安倍。

安倍は若い頃パン屋をやっていて、ライ麦パンや、パンドカンパーニュなどのどっしりした食事パンを出したかったけど全然売れず諦めたことがある、と話す。

安倍はその日おしゃれなワンピースでレストランに来ていた。「他のお客様の風景になるのであまりラフな格好では着たくない」と話すのだった。

そして、最後に「フランス料理に使う陶器の鍋ってあります? 足の長い鳥の絵が描いてある」と安倍は三舟に尋ねるのだった。

三舟は、今度来店するときその鍋で作った料理をふるまうという。

翌週、安倍は再びパ・マルに来店した。

その鍋は「ベッコフ」という鍋だった。コウノトリが描いてあるという。フランスのアルザス地方のもので、オーブンに入れて焼いて作るものだった。

ふたと鍋をパン生地でしっかりふたをして、じっくりと蒸して作る料理だった。

美味しいと食べる安倍に、三舟は「フランス料理との和解はできましたか?」と尋ねる。

フランス料理を食べたことがないので、パンドカンパーニュを知っていて、ドレスアップしてレストランに来ることを知っているのだったら、身近な人にフランスレストランをしていた人がいたはずでは、と、三舟は推理したのだった。

安倍は、アンザスで突然心筋梗塞で亡くなった父親のことを話す。

安倍の父親が得意なのは、濃厚でクラシックなバターと生クリームをたっぷり使った料理だったので、安倍は父親の料理を食べたことがなかったという。

母親が早世した後、祖母に預けられて父親とはめったに会えなかったという。

そのまま、二人はすれ違ったまま父親は早くに亡くなったのだと安倍は言う。その鍋は父親の遺品の中にあったのだった。

しかし、三舟は「このベッコフの鍋はレストランや家庭で使うものではなく。パン屋の窯でパンを焼いた残り火で焼く料理だ」

安倍の父親は、ベッコフの鍋を見つけて「乳製品を使わず、娘であるパン屋の協力を元に作れる料理だ」と考えこの鍋を購入したはずだと三舟は言う。

そして、「父親は既に安倍さんに歩み寄っていたのだから、あとは安倍さんが歩み寄ればいい」と話すのだった。

安倍はその言葉で、父と和解できたと話、今度は三舟シェフの父親をここに連れてくる、と約束して帰宅するのだった――。

「オリジナルストーリー」

三舟シェフが愛用していたスツールがバラバラに壊れてしまった。

高築は、良かれと思って新しい背もたれ付きの椅子を準備しスツールを勝手に処分してしまう。

しかし、スツールは三舟シェフが父親からもらった大切な椅子だと知り、夜な夜なスツールを探し回るのだった。

いよいよ、シェフの父親がパ・マルを訪れるとなったその前日、深夜。

高築と金子、志村の三人はスツールを見つけ出す。それは、骨董屋さんで修理されたうえで売り出されていたのだった。

いよいよ、安倍が三舟シェフの父親英雄を店に連れてくる日――

英雄と三舟シェフは、会話を交わす。

そして、三舟シェフは父親に幼い頃大好きだった牛肉のドーブをふるまうのだった。

父親は「パ・マル」と三舟の料理を褒める。フランスではその言葉は「悪くない」ではなく「とても良い」という誉め言葉なのだ。

しかし、三舟は「親父の料理にはかなわない」という。そんな三舟に父親は

「及ばないと思うのはお前の中の料理人としてのプライドが高いからだ。忍いいシェフになったなぁ」と教えるのだった。

「それは、俺が親父の息子だからだよ」と答える三舟。

そして、三舟は「教えてほしい味がある」と父と二人で厨房に立つのだった。

三舟は、父に作った野菜を卸してほしいと頼み二人は和解。三舟シェフをはじめとした皆は笑顔で英雄と安倍を見送った。

「シェフは名探偵」感想最終話(第九話)

最後まで心温まるストーリーでホッとしました。

小説の実写化も良かったですし、オリジナルストーリーも素敵でした。

ちょっとバタバタしたシーンがあり、なごみをもたせつつも、ふわっと心がほぐれる素敵なドラマ。

美味しそうな料理がいっぱいで、目にも心にも優しいお話でしたねー。

終わって残念。続編が観たい!

志村ネタが良かった。深夜にほっこりドラマが素敵だった。

出演者全員素敵!

といった言葉が並んでいます。

もし、まだ一話も観たことがない人も大丈夫。

Paraviでは、全話配信中です!

ドラマ「シェフは名探偵」原作

原作は、近藤史恵による〈ビストロ・パ・マル〉シリーズです。

本に順番は書いていないのですが、発行順に読む方がストーリー展開が理解しやすくておすすめです。

一つずつが短編のオムニバスとなっているので、とっても読みやすいですよ。

さりな

原作の三舟シェフは風貌も年齢も違うんですが
いまとなってはもう、100%西島秀俊さんの姿で
勝手に脳内再生してしまいます……!

①タルト・タタンの夢

②ヴァン・ショーをあなたに

③マカロンはマカロン

ドラマ「シェフは名探偵」見逃し配信

ドラマ「シェフは名探偵」は 動画配信サービス TVer そして Paravi ひかりTV で配信されます。

ドラマ「シェフは名探偵」まとめ

・ドラマ「シェフは名探偵」は、2021年5月31日から放送される深夜ドラマ

・フレンチシェフの三舟が鋭い観察眼で、何気ない日常に潜む謎を解いていくグルメミステリー

・主役は西島秀俊さん。

Paravi では、放送最新話まで全話配信!

Paraviについて詳しく知りたい方はこちらの記事で登録方法や特徴についてわかりやすく紹介しています。

ドラマ「シェフは名探偵」ネタバレあらすじ・感想・動画配信

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映画大好きな主婦

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